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2005年10月03日

紅玉

今月のお菓子用に、りんご園に頼んでおいたりんごを買いに出かけた。
普段は何気ない通りが、この季節になると、「直売」「りんご発送」の旗で埋め尽くされる。
道路からも生い茂った葉と、赤いりんごが点々と見える。

紅玉「わっ、今年の紅玉大きいですね?」「そうなんですよ。何故だか実がまばらなもんで、一つ一つの実が大きく育っちゃって。」
「色づきが今年は遅くてね、探して赤いところを採ったんですよ。」「わー、ご苦労かけましたね」
なんて話しているうちに、りんご園を散歩してみたくなった。
道路から見た時は、もう随分と赤くなっているなあって思ったのに、実際に足を踏み入れてみると、まだまだ緑色のりんごが、次は私よと言わんばかりになっていた。
葉を摘む作業をしていたお母さんが、「これが今日収穫した紅玉の木。まだ若いでしょ?」。見ると直径が15cm程のお痩せさん。でもこんなに実を付けちゃって良く折れないなあと言うくらい、大きく手を広げている。「あの、ジョナゴールドの根元の太いところ、あれが大正の頃の紅玉。立派でしょ?」私の手でぐるりと出来ないほど太く、こけがしっかりと付いている。
「これがね、花芽。」うっすらとピンク色でもう来年の準備をしているんだ。
こうやって1本1本、手をかけ、ちょっとずつ食べ頃の違うりんごを、見逃さないように収穫していく。
「直売店しているとね、この時分に、ふじ下さいっていうお客様がいらしたりしてね、11月じゃないと収穫できないんですよって言うと、何でって顔されちゃうんですよね。」
3ヶ月位の間に旬を順番に迎える、色々な品種のりんご。年中購入できる生活で、微妙なずれを感じられなくなっているのか。
今年は、旬を追って、りんごを食べてみようかしら。
帰りの車の中は、青っぽい、酸っぱい香りで一杯になった。

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comments

紅玉は私にとってなぜか特別なリンゴです。特にお菓子を作る予定がなくても
必ず買いたくなるのがこのリンゴ、おいしい紅玉の甘酸っぱさは他を凌駕します。
買うだけで、ジャムにしようかパイに使用かと夢が膨らんで、でもあんまりおいし
い紅玉は、はっときがつくとそのまま全部食べてしまっていたりします。写真の紅玉は本当にきれいですね。
私も林檎屋さんに走りたくなりました。

  • 熊猫
  • 2005年10月04日 22:49

食べ物で色々な場面を思い浮かべることってありませんか?
紅玉は、幼い頃の自分を思い出させてくれる食べ物の一つです。
だからかな、りんごを見ると、なんだかホッとします。

  • kaoru
  • 2005年10月04日 23:26
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