2008年06月23日
ペスカフリット
6月の紅茶ステップアップクラスは、魚料理のペアリング。
色鮮やかなサフランのソースでいただくペスカフリット。
ペスカはパスタペスカトーレでお馴染みの響き。魚介のフリット、揚げ焼きとでもいったところ。
今日は目鯛が手に入ったので、パン粉に粉チーズを加えて衣にして、多目の油でじっくりと、狐色になるまで揚げ焼きにする。
同時進行でサフランソースを作る。
玉葱とセロリは焦がさないように炒め、白ワイン、ブイヨン、サフラン、ローズマリーをたっぷり入れて、仕上げにバターを入れたら、なんとなめらかなソースだろう。
サッと茹でた人参ときゅうり、スティックセニョールを飾ったら、お皿の上の絵画のよう。
オレンジ色のバラ、生のオレンジとお皿の上の人参の色、黄色いひまわりと、生のレモンとお皿の上のサフランソース、緑色のローズマリーがテーブルの上でコラボレーション。
深いブルーを基調にしたタペストリーも、屋外でのランチを思わせる。
紅茶発祥の地、中国雲南紅茶をブラックティーでペアリング。
ウエルカムティーのファーストフラッシュの香りも感動的だったが、こちらの紅茶も大絶賛だった。

- 投稿者:上級野菜ソムリエ 小原 薫
- 投稿日:2008年06月23日 15:06
- カテゴリー:上級野菜ソムリエが贈る紅茶のお話
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