2010年05月18日
ダージリンアーリーフラッシュ
ファーストフラッシュよりも更に早く芽吹いた茶葉を手摘みしたアーリーフラッシュが届いた。
磯淵猛先生のティールーム、ディンブラから茶葉をいただくときには、試し摘みと言われていたので、「アーリーフラッシュ」という呼び方は初めてだった。
2005年に始めた紅茶クラス。その時のメンバーが、ステップアップクラスには残っているのだが、その時のファーストフラッシュが、10年に一度の味と評され、初めて飲んだ当時の初級クラスの人たちは、なんて苦いの?と驚くとともに、その甘いブーケのような香りに更に驚いたものだった。
毎年、この季節がやってくると飲み続けてきたダージリン。
今年のダージリンはそのときの味に近い。
そして久しぶりに、強い甘い香りに包まれた。
この香りも、紅茶から漂ってくる香りが良いときと、すべて飲み終わったカップから立ち上る香りが良いときに分かれるようだ。
2010年のダージリンは前者。2005年のダージリンは後者。
ファーストフラッシュにも期待は高まる。

- 投稿者:上級野菜ソムリエ 小原 薫
- 投稿日:2010年05月18日 15:30
- カテゴリー:上級野菜ソムリエが贈る紅茶のお話
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