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2010年06月12日

嫁行

離れて暮らしている主人の父親の様子を見に、先週末は、嫁行した。
末期の癌だ。

冷たいうどん
年を越すことはないだろうと、緩和病棟に移されていたが、新年を迎え、5月の連休に退院を命ぜられた。
「死なんやつは、おってはいかんのだそうだ。」
あれから1ヶ月。一人でいったいどんな生活をしているのだろうか?
抗癌剤で抜け落ちていた髪の毛は、黒々と生えそろい、顔色もいい。
私の父もそうだったが、家がいいというのはその通りのようだ。
食欲は・・・
親子丼が食べたいということで作ると、丼飯をぺろりとたいらげた。
お腹の調子を整えたいということで、さつま芋やごぼうの炊き合わせ、野菜たっぷりの味噌汁、なすとトマトの煮浸しも、ぜーんぶ食べてくださった。
食事が終わると、次の食事は何を作ってくれるのかを聞き、安心してベッドに戻る。
そう、食事はリビングでちゃんとできるし、トイレまで間に合うように一人で行ける。
昼に作った冷たいうどん。錦糸卵、細く切ったきゅうり、水菜、葱、大葉、めんつゆに漬け込んでおいたトマトと具沢山。もちろんペロッ。
桃のデザートも完食。
テーブルの上には、ティーサーバーに、これいいよと勧められたお茶がたっぷり。
ヘルパーさんが作ってくれたのかと思いきや、自分でわざわざ入れたのだそうだ。
水もそのままでは美味しくないと、湯冷ましを作る気のまわしよう。
食事の間中、ずっと座っていれないのはやはり癌のいたずら。
「まぁ、あと一ヶ月は自宅で過ごせそうな気がしてるんだよ。」
「きっと、大丈夫よ。」
癌なんて、痛みさえなければ、こんな風に付き合えるのかもしれないと、ふっと思った。

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