2014年12月19日
ブラジル・ペルーの旅 その2
ペルーの国民食、セビチェは、魚介のマリネです。
アンデス山脈の上の方にある岩塩は、日本でも愛用されているのだとか。
そのミネラル分豊富な塩とレモンの風味だけでマリネされた白身の魚は、さっぱりとしていて、添えられた白いとうもろこしチョクロも、甘さがひとしお感じられました。
焼いたサーモンに、マリネされた魚介をさらにかけていただくという、なんとも贅沢な食べ方もあり、ケイパの塩味がそれを引き立てていました。
じゃがいもと牛肉を組み合わせた炒め物ロモサルタード。
場合によっては、じゃがいもは揚げてから使われていたり、生のトマトが一緒に炒められていたり、中華風の味付けは、とても親しみやすく、醤油の風味がご飯をすすめてくれます。
時には、細く切られたフライドポテトが添えられ、紫玉葱と牛肉だけがダイナミックに炒められている組み合わせもありました。
ご飯にも合う、それは、私たち日本人にも食べやすい味付けといえる、ペルーの料理です。

- 投稿者:上級野菜ソムリエ 小原 薫
- 投稿日:2014年12月19日 23:59
- カテゴリー:上級野菜ソムリエが贈る料理のお話
comments